こんにちは! 本部スタッフのゆきです。
専業主婦をしていた今から10数年前、自分の子供の手がすこ~し離れたことをきっかけに、週に1回 MLS幼児クラスのアシスタント講師を始めました。
3年間ほど教室長を務めた後、現在は本部スタッフとしてMLS(英語劇・ドラマメソッド®)を広げるお仕事をしています。
少しでも、皆さまの「英会話スクール探し」のお手伝いができればうれしいです!
本日のテーマはこちら;
英語やめたい! 行きたくない!を乗り越えて
目次
皆さん英語は習っていますか? いつから始めましたか?
ご自分が英語を習い始めた時の事を覚えていますか?
小中学校の授業で? 近所の英語サークル? 幼稚園から英語スクールに通った、などなど・・・
私が英語を習い始めたのは、小学6年の冬。中学で英語の授業が始まるより前に、少しでも予習ができればと母が通わせてくれました。学校で使用する教科書をただ予習するというシンプルなものでしたが、全く英語に触れたことのなかった私にとっては教科書をスラスラ読む先生を見る度に「先生かっこい~」と憧れを抱き、毎週教室に通う事を楽しみにしていました。
今思えばなんて単純!(シンプル過ぎ(笑))ですが、「かっこい~」「こんな風に英語しゃべってみたい」という憧れが、その後の私の人生を変えるきっかけとなり、「英語」との長い付き合いの始まりでした。まさか大人になるまで英語に関わることになるなんて・・・その当時は考えてもいませんでしたね。
「英語」との出会いは人それぞれ。
ちょっとしたきっかけが、英語好き! 嫌い! 苦手!・・・簡単に変えてしまうと思いませんか?
仕事?
将来の夢?
留学?
移住?
私がMLSに教室長として勤めて10年目、お教室で出会った生徒の一人、当時小学3年生のKakeruくんを紹介させてください。
その言葉はある日突然に ~ Kakeru君が辞めたいと言った日
KakeruくんがMLSに通って7年目、年度末に発表する英語劇の台本が配られてしばらくした頃、突然何の前触れもなくその日は訪れました。
「先生、もう英語辞めたいんだ~」「もう来たくないよ」と少し言いづらそうに小声で打ち明けてきました。
あまりに突然のことに、最初は担任の外国人講師も、私も驚きました。2歳から幼児クラスで英語を始め、毎回楽しそうに参加し、発表会でも堂々とスピーチしていました。もう7年目です。何があったのでしょう。
Kakeru君小学3年の秋、ある日突然に「辞めたいモード」になってしまったのです。
「どうしたの?」「お友達と喧嘩した?」「先生怖い?」いくら尋ねても首を横に振るだけで、答えはなかなか出てこない!
しばらくして彼から出た言葉は意外なもので、「決まった役(裸の王様役)がいやなんだよ」「やりたいと思っていた役柄は他の子なのがいやだ!」と思い切って話してくれました。
希望した役柄になれなかった。目立ちそうな役はやりたくない。(裸の王様には最後に周りから笑いものにされるシーンが出てきます)恥ずかしい。こんな理由が話すうちに色々と出てきました。
さてどうしたものか…
一人じゃないって気づいた日 ~ 辞めるをやめる
何かを辞めたい時期って誰にでもあるものですよね。大人になっても…行きたくないモードになると、朝からどんよりしてしまったり。そんな経験一度くらいはありますよね。
「Kakeruには少し難しい事に挑戦してもらいたい。
ステップアップの良い機会だと思うよ」
そう講師は言っていました。「難しい事に挑戦? 壁を乗り越える~?」なんて、スパルタ運動系習い事でもない、まして英会話スクールであまり聞く話ではありません。
でもMLSは、そこを「あえて」生徒たちと講師と1つのクラスがチームになって、目標を持って”挑戦”していきます。ラグビー日本代表の“One Team”みたい? な団結力が、クラスを重ねるうちに生まれるんです。その団結力や雰囲気は、なかなか言葉で表すのが難しいですが…
とにかく話そう!
そう思った私は、どうしたらできるようになるか、今日の反省やアイディア出しなど、Kakeruくんと一緒に考える時間を毎週のレッスンの後に作ることにしました。
しだいに自信を取り戻し、自分一人じゃない事、一緒に頑張る仲間がいる事に気が付いて、発表会をクラスのみんなで成功させるという目標ができました。「辞める事をやめる」きっかけを作れた瞬間ですね。一人じゃないって気づいた日、彼の表情は変わり、何かを振り切ったのか、今まで以上に楽しそうにクラスに参加していたのを覚えています。
「僕がやめたらみんなが困るよね」
と言っていたのが、一番印象的でした。
一人じゃない、みんなで頑張る! そんな風に思って通える英会話スクールなんて、素敵だと思うんです。
Learn more than just English!
学べるのは英語だけじゃない! ですね。
好きな事は続けられる
嫌いな事はなかなか続かなかったり、勉強や面倒なことが無意識に後回しになったり… 子供に限らず、大人でも一緒です。
でも楽しい事は、無理なく続けられて、そしていつの間にか好きになったり、得意になりませんか? MLSのクラスをご案内する時に、私がお客様にお伝えする事の一つです。
Kakeru君は「きっかけ」があった事で見事に壁を乗り越え、辞めたいモード脱出後は「英語が好き・得意ゾーン」に入りました。
そんな彼も今では立派な高校生。高校の合格発表の時に「英語は得意科目になったよ。先生ありがとうございました」と自信たっぷりに、でもちょっと恥ずかしそうに話してくれた彼の姿は忘れられません。
今は海外の大学を目指して英語を勉強しているそうです。頑張れKakeru!
好きになるにはきっかけが大事
子供達を近くで見ていると、「英語大好き」「ゆき先生みたいになりたい!」と、嬉しい言葉をかけてもらう事があります。この仕事をしていて、一番やりがいを感じる瞬間です。
私が昔、英語が大好きになったきっかけがあったのと同じように、たくさんの子供たちへ英語が好きになる「きっかけ」を届けたい! 英語が好きな気持ちを育てたい! 心に残る英語との出会いを作りたい!
素敵な「きっかけ」を、たくさん作りたいと思います。
街中が「英語大好き」な子供たちの笑顔で溢れますように!
MLSジュニアクラスの詳細は こちら
こんにちは! 本部スタッフのゆきです。
専業主婦をしていた今から10数年前、自分の子供の手がすこ〜し離れたことをきっかけに、週に1回 MLS幼児クラスのアシスタント講師を始めました。
3年間ほど教室長を務めた後、現在は本部スタッフとしてMLS(英語劇・ドラマメソッド®)を広げるお仕事をしています。